【郷土が生んだ天下無双の横綱】不知火光五郎

あまりの強さゆえに短命で生涯を閉じたという伝説の横綱。
その力士の名は「不知火光五郎」。

現在、横綱の土俵入りで見られる「雲竜型」と「不知火型」。
この「不知火」の名を襲名した天下無双の横綱がいました。

弘化四年(一八四七年)、筑前國嘉麻郡下山田に住んでいた佐藤利平氏の次男として生まれた光五郎は、子供の頃から力持ちで有名で、初代横綱であった梅ヶ谷関に見込まれ相撲界に入門。その後「山田川」と名乗り、更に力をつけ「山郷」と改名。みるみるうちに頭角を表した光五郎は、関西相撲界で横綱となり、明治一四年(一八八一年)に横綱不知火光五郎関となりました。

翌年、東京の回向院で行われた関東関西合併の大相撲夏場所で見事全勝優勝を果たし、日本一の大横綱になりました。しかしその優勝を祝う席で、光五郎関の強さに脅威を感じた何者かによって毒を盛られ、その強さの絶頂期であった三五歳で生涯の幕を閉じたと言われています。そのせいか、近年では「不知火型の横綱は短命となる」というジンクスから、雲竜型の土俵入りが主流となっているようです。

嘉麻市立上山田小学校では、郷土出身の大横綱を語り継ぎ、子どもたちにも強くなって欲しいとの願いから「相撲体操」を発案。八〇年以上に亘って子どもたちが受け継ぎ、毎年の運動会でその演技を披露しています。

光五郎関の墓碑は、梅林公園安国寺の境内に建立されています。その優しいまなざしは、今日もふるさとの子どもたちの成長を見守っているかのようです。


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