宮の脇廃寺は、標高81mの平坦地に立地しています。昭和59年(1984)に発掘調査が行われ、15×14mの方形区画の中に1.5mの高さに積み上げられた基壇や2.7×2.1mの建物が確認されました。9世紀前半頃の軒丸・平瓦や土師器などが出土しており、平安時代に建立されたと考えられます。かつて「神宮寺跡」呼ばれていましたが、発掘調査を機に「宮の脇廃寺」に変更されました。
所在地:嘉麻市熊ヶ畑宮の脇(地図は付近を指しています)
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