心に響く癒しの杜

大切にしたい、ふるさとの自然遺産

古処山

どこからともなく聞こえてくる鳥の声。
雲を吸い込んだ杉木立の間を、
風が吹き抜けてゆく。

ゆるやかな時間が古処山に過ぎていきます。

嘉麻の自然を代表する古書山は、美しい人工林と自然林が共生し、多少な動植物が生息する、福岡県内でも大変貴重な自然遺産です。その素晴らしさに地元は勿論、県内外から訪れる人が絶えない癒しの杜となっています。

晴れた日には、整然と立つ木々の隙間から陽光がさし、四季折々の草花を映し、雨の日には凛とした空気が立ち込めます。その景色はそれぞれに、例えようもなく美しく、息をのむほどです。

丹念に手入れがなされ、整然と並ぶ杉やヒノキからなる林からは「人と自然の共生の大切さ」が感じられ、どこか私たちを暖かく迎えてくれます。そ~っと深呼吸すると、木肌から漂うほのかな香りが体に染み入るようです。

古処山の標高は約860m。連なる馬見山、屏山とともに、嘉穂アルプスと称されています。古くは修験道の地として拓かれた歴史を持ち、鎌倉時代から戦国時代にかけては、この一帯を治めていた秋月氏の居城がありました。難攻不落を謳われたその名残は、頂上付近に今も残されています。

六合目あたりからは植物が自然に変わり、その表情は一層多彩に。頂上までの道すがら野生の鹿と出会うことも珍しく有りません。整備された登山道と幾つかの急峻な場所が混在し、手軽なトレッキングコースとして親しまれています。

福岡県内では古処山と英彦山にのみ
生息するニシキキンカメムシ

山頂付近では特別天然記念物のツゲの原生林や、オオキツネノカミソリといった珍しい草木も見ることができます。また、嘉穂アルプスの縦走路へ足を踏み入れると、ヤブツバキの密生地帯も。全山が石灰岩でできている古処山は、多彩な植物が育つ条件がそろっているのです。

福岡県のほぼ中央に位置する古処山はまた、その眺望の素晴らしさも格別。山頂からは麓の筑豊、朝倉の両地区はもちろん、条件が揃えば大分の九重山系まで見渡すことができます。

山頂付近に群生するオオキツネノカミソリ(7月〜8月上旬)

屏山

木々のトンネルのような
ヤブツバキの群生

馬見山と古処山の間にそびえているのが屏山。標高は927m、山頂の北側からは嘉麻市の町並みが見て、北九州から筑豊地区をまた福知山までを遠望することができます。

古処山からの縦走路では、ツゲの原始林やヤブツバキの群生など、嘉穂アルプスならではの珍しい植物を見ることができます。また、新緑の頃の木々がトンネル状に連なる登山道も大変魅力的です。木漏れ日が枝葉の間から差し込む歩道を進めば、尾根を伝って吹いてくる風がやさしく体を包みます。

 

 

馬見山

夏でも冷たい風が吹き出る「風穴」

嘉穂アルプスの最高峰が、標高978mの馬見山です。その昔神武天皇が乗っていた馬が逃げ出して、この山中に入ったのを、天皇が呆然として見つめていたことが、山名の由来になったという説があります。また、秋月氏の攻撃に備えて、豊後の大友宗麟が山城を築いたと伝えられており、歴史のロマンも感じさせてくれる山です。

登山道を進むに連れて、巨岩や奇岩が現われ、冷たい風が吹き抜けている「風穴」や、天然記念物に指定されている「岩海地形」と呼ばれる珍しい場所もあります。

 


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