【夜ごと皿を数えるお菊の声が…】皿屋敷伝説

恐ろしくも悲しいお菊の伝説が嘉麻市にも。
お皿を数えるお菊の悲しげな声が、今も聞こえてくるようです。

古くは歌舞伎や浄瑠璃、芝居になり、近代も小説や映画として語り継がれている「皿屋敷」のお話。日本各地に幾つか類似した話が伝わっていますが、嘉麻市にも皿屋敷の伝説が残っています。

時は元禄(一六八八年〜一七〇三年)の頃、上臼井石竹に清左衛門という豪農がいました。ある時来客があり、家宝の皿を出してもてなしました。お客が帰ったあと、皿をしまう時になって十枚の皿のうち一枚足りないことに気付きます。清左衛門がお菊という女中に尋ねると、奥様がしまったと言うが信じてもらえずきつく責められてしまいます。お菊は、悲しさのあまりその夜のうちに、屋敷の井戸に身を投げて死んでしまいました。それからというもの、毎晩井戸の中から「一枚、二枚、三枚、…九枚…。」と悲しい声で皿を数えるお菊の声が聞こえたと言われています。

一度は耳にしたことがある有名な皿屋敷のお話ですが、嘉麻市に伝わる話には後日談があります。

お菊には、三平といういいなずけがいたのですが、お菊の母親と2人でお菊を弔うために、四国八十八箇所を廻ったそうです。その帰路でのこと、今の兵庫県、播磨の国で母親が病気で動けなくなってしまいます。仕方なく播磨の国で看病する事に。そんな時三平は、若い娘と知り合い、恋仲になってしまいます。ある日のこと、旅の坊主が通りかかり、娘に向かってお経を唱えると、その若い娘は着物だけを残して消えてしまったのでした。いいなずけだったお菊が三平を慕って現れていたのでしょうか…。

現在、お菊が身を投げたと伝えられる井戸が、お菊を祀った「お菊大明神」と共に地元に残っています。また、「お菊大明神」にお参りすると、腰から下の病気が治ると言われています。
お菊のお墓と言われる石台も上臼井の永泉寺に残っています。

この皿屋敷伝説は、碓井郷土館で詳しく紹介しています。

 

碓井郷土館についてはこちら


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